肥後あゆみの会は、熊本県の中央に位置する宇城市不知火町という所で、自然に逆らわなない、「自家製ぼかし肥料」と、タケノコや山菜などから抽出した天然エキス「天恵緑汁」を使った澤村流環境保全型農業と有機栽培でトマトを育てています。
「野イチゴは、誰からも肥料ももらわないし、消毒もされない。でも、病気にかかることなくあんなに甘くて、しっかりと酸味もある。自分が 目指す農業です。日々、研究しながら自然と戯れ、農業をしています。
以前、「何も受け付けなかったのに、澤村さんのトマトは食べれた。」と聞いた時、自分のやってきたことは間違いじゃなかったと思いました。
100年後の未来の子供たちに安心な物を届けたい。そのためには、今やらなければならないことがたくさんあります。
インターネットを通じ「食卓の向こう側」にいる私たちの取組みを、農業を、皆さんにお伝えできる場になればと思っております。

「肥後あゆみの会」のあゆみ
平成13年10月、柑橘農家4軒、野菜農家2軒の6家族で有機農業で自立できる農業を目指して設立しました。
除草剤・化学肥料・土壌消毒の廃止。
殺虫・殺菌剤を1〜2回とどこまで消滅できるのか、未知の世界でした。

技術・知識不足で収穫量が減少し、品質も不安定な時期が長く続き、販売もうまくいかず、
家族の会話も途切れる日々が数年続き、不安な時期もありました。

設立から昨年で10周年を迎え、柑橘・野菜で有機JAS認定取得の面積を5haまで拡大し、
品質評価もよくなってきました。
今後、技術・品質の向上に努力し、私たちの先祖が培ってきた農地・自然・文化を守っていける
農業経営を目指して、皆様とともに有機農業を楽しみたいと思います。

<肥後あゆみの会・天芯農場スタッフ@自然栽培の玉ねぎ畑>